皆さんこんにちは!
阪急塚口駅北口から徒歩1分のところにある整骨院です!
皆さんは以下の症状はありませんか?
・足が疲れやすい。
・つま先立ちがしにくい、できない。
・立っている時や、歩いている時に内くるぶしの後方が痛い。
・足首の腫れ
このような症状がある方は成人期偏平足の可能性があります!
今回は成人期偏平足についてお話していこうと思います。
成人期偏平足とは?
おそらく多くの人は「偏平足」は聞いたことあると思いますが、偏平足とは足部にあるアーチ(土踏まず)が筋力の不足など原因で扁平となった状態のことを言います。土踏まずは歩いたり走ったりする際に地面から受ける衝撃をクッションの役割をしているので、幼少期からの偏平足の症状としては長時間立ったり歩いたりする時に疲れやすくなることはあるが多くの人は無症状です。幼少期の偏平足の場合は成長につれて改善されることが多いです。
では、成人期偏平足とは何かというと、仕事による長時間の立位や年齢による筋力の低下、体重の変化によって足のアーチが保てなくなり偏平足になっていくもので、中年以降の女性に多くみられるものです。
症状
症状として最初はつま先立ちがしにくくなります。進行していくにつれ足首に腫脹が発生し、歩行時に内くるぶしの後方あたりに疼痛を感じるようになります。さらに進行すると安静時ですら痛みを感じるようになっていきます。
この疼痛や腫脹の原因として後脛骨筋が関係しており、偏平足になることで足関節が通常より外反された状態になるので、内くるぶしの後方を通る後脛骨筋に過剰な負担や摩擦が生じて疼痛や腫脹が発生します。
この症状が長期的に続くと関節の拘縮なども起こり、足関節の動きも悪くなりつまずきやすくもなっていきます。
また、扁平足によって母子の骨が扇状に開き外反母趾なども起こりやすくなります。
治療方法
疼痛や腫脹がある場合はRISE(Rest安静、Icing冷却、Compression圧迫、Elevation挙上)を行います。
ただ、疼痛がなくなるまでRISEをするのは難し方も多いので、当院では指圧やストレッチでふくらはぎや足底筋の柔軟性をつけることで少しでも負担を軽減させていただきます。
腫脹や痛みがなくなれば偏平足を改善するための足底筋の筋力トレーニングなども行っていきます。
予防方法
①適切な体重
体重の増加も原因の一つなので、簡易的なセルフケアとして適切な体重のキープを心がけましょう。
②タオルギャザー
低下した筋力に対してのトレーニング方法であり、自宅でタオルがあればできる簡単なトレーニング方法です。
・座椅子に座り床に置いたタオルの上に足先を置きます。
・足の指だけを曲げてタオルを掴みます。
・タオルを掴んだ状態で踵は床につけたまま足先を浮かせます。
・掴んだタオルを離します。
これを最初は10回を目標にやっていくことでアーチを作る筋肉を鍛えることができます。
成人期扁平足は症状が重度な場合だと関節や腱に対する手術が必要になってきます。
そうなる前に、症状が軽い段階でしっかり治療・予防を行なっていきましょう!
兵庫県尼崎市塚口町1-3-27梅月ビル1F
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阪急塚口駅北口より徒歩1分 塚口こころ整骨院